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イラストレーター&DJ、小池アミイゴ(amigos koike)本人による活動記録。
作品やイラストレーションの仕事の紹介。
唄のためのイベント「our songs」 のインフォ。

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”カフェばか日誌”について

福岡のカフェsonesと東京に住んでいるボクとの往復書簡で生まれた作品です。
テキスト:木下恵深(sones)
イラスト:小池アミイゴ

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桜川ばらーど


ボクらの未来都市つくばからバスで30分、
時を遡る様にして土浦に着きました。


おおはたくんの唄に寄り添った旅。

そして旅のような唄会。

ライブ終了後どちらからともなく「東京初ライブ、おつかれさん」とね。

今までを否定するのではないよ。

その瞬間に生まれる“LIVE”。

そんなんを手に入れたくて生きてきたんだぜ、俺たち。とね。

その出発点へ、甘く小さなナニかを探しに。


開かれた灰色の心はそのままでは、
カラカラに干され、空っ風に吹き飛ばされてしまいます。


開かれた真っ赤な心はこれ以上、
人目に触れては生きてゆくことが出来ません。


開かれた灰色の心には甘色の、絵の具を塗り重ねてあげましょう。

開かれた真っ赤な心には夏草色の、上着をかぶせてあげましょう。


前回の旅でボクは、灰色の景色にばかり期待をかけ過ぎていたかもしれません。


土浦、人間臭く、しかしボクにはあまり心を開いてくれなかった街。


今日はナニを語りかけてくれるのか、くれぬのか。





桜町から匂橋を渡り、桜川を、今度は遡り、


時間が許す限り歩いては、


甘く小さなナニかを探してみたのです。





軍艦は相変わらず1日30センチメートルの歩みで進んでおりました。


それは季節が進むよりやや遅い速度に感じられました。


桜川の染井吉野の盛りはとうに過ぎ、


牡丹桜の盛りが今終えようとしていました。





匂橋では当たり前に交差する人の日常が横たわり、


悲しい女の姿は見えず、ただその気配だけが染み付いておりました。


わずかな時を進んだだけで、街はズイブンしなびて見えました。


それを夏草が眩しく縁取りはじめています。


首をかしげたり、


欺いてみたり、


思いをはせたり、


そして橋を渡り、


この道の先には、


東京。





そのイメージにしばらく翻弄され、ボクは、


やはり川に沿って街に戻ることにしました。


以前より朗らかに語りかけてくれた街はそれでも、


相変わらず、どこか頑に心を閉ざしているようで、


結局ボクはナニに触れることも無く、この街をアトにしました。




この街に響くべき唄へ
20080423PEACE!

| 2008.05.04 Sunday 22:06 | おおはた423ブルース(期間限定) |comments(3) | trackbacks(0) |

コメント

土浦には行ったことありませんが、なんだか自分の地元、群馬を思い出します。

人とのふれあいの時より、あたりに耳をすますことのほうが圧倒的に多かったこと。

湿り気を帯びた伸び放題のしなびた草木に潜むあらゆる声、川の流れ、遠くに響く線路の音、体当たりの風

うたをうたえば寄り添ってくれる人ではないもの。

東京に出てきて、やっと人にぶち当たっていかなきゃならないことを学んだような。

そして、それが楽しくなってきたような。

たまには帰っておいでと言われるけど、それは人よりも、耳をすましたものたちからの呼び出しかもな、、、なんて。

思いをはせてしまいました。
|ki-machan|2008/05/05 11:18 PM|
あれっ!?「群馬」って、確か御大のふるさとであったのでは?
(「栃木」だったけかな〜??急に自信が。。。)
「関東平野のからっかぜが吹きすさぶ。。」ってよくお聞きしたような。。
 毎回の素敵な旅日記。大チョンボが降りかかって、この連休どこにも出かけられなかった身には、いいお土産です。
 「土浦」にこれだけ肉薄したなら、それなら、御大の出身地は?とレクエストしようと考えていたら。。次に、さりげなく。
やはり、地方の夏の雲は違いますね。いいものを見せていただきました。Mucho Thanks!
|porkin|2008/05/06 7:58 PM|
>ki-machanさん。
そんなわけで、ボクも色んなことの合間を縫って群馬に行って来ました。

土浦や筑波、他の土地を知ることで、ズイブン感じ方が違うのだなあ〜、と、
相変わらずだな〜、てのと。

で、ちっとだけオトナになった自分に出会えた、そんな時間でもありました。
遅ればせながらですがね、、

>porkinさん。
福岡市内や熊本の雲が、なんともカワイくてですね、
では、ボクの故郷の雲ってどんなだったっけかな?
なんて思い返いそうとしても思い出せない。

しかし、実際に眺めてみると、おお!関東平野!!
この土地ならではの雲のカタチ、
「そうそう、これ!」ってね。

南をに向かって眺めるとどこまでも続く平らな土地、関東平野。
振り返ると赤城山。
今回は残念ながら雲の中でありました。

そんな姿も、「そう、コレ!」「こんな雲の感じ!!」

ウレシかったですね〜。
|小池アミイゴ|2008/05/07 1:08 AM|










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