第87回全国高校サッカー選手権大会決勝
我慢出来ずに国立競技場に走りました。
勢い余って銀座線と半蔵門線を乗り間違えました。
でもまあ、なんとか当日券で入場出来た満員の聖地。
まずはアラレが降ってきた“いきものがたり”に不穏な国立の天気。
鹿島アントラーズに入団が内定している大迫勇也くん所属の鹿児島城西か!?
全員守備から全員攻撃なモダンフットボール広島皆実か!?
今大会個性の際立った2校による決勝戦です。
個人的にアントラーズマニアであることと、
一番応援していた前橋育英を準決勝で破ったこととで、
鹿児島を贔屓に感じてのキックオフ。
が、しかし、
そんなチンケな“エコ贔屓”も固唾を呑むゲーム展開。
結果を言ってしまえば、広島皆実3−2鹿児島城西。
先制、逆転、同点、決勝ゴールと、
いつもは一方的で大味になりがちな決勝戦だけど、
満員のスタジアム全体でまさに“固唾を呑む”接戦に
ちょっと出会った事の無いヨロコビを感じました。
いつしかアラレも上がり空もスタンドもピッチも美しい光に包まれました。
そんな光の演出のせいもあったのかな?
気温は相変わらず今年一番の冷え込みであるのだけれど、
2−2となった後半のある時から10分くらい、
スタンドが静かに熱いんです。
それまで声を上げていた両校の応援団も、
なぜか声をひそめるようにして応援。
ただ目の前で繰り広げられるプレーのヨロコビに固唾を呑んでいます。
もちろん高校生にプレーだから稚拙なところはあるのだけれど、
それでも、ともかく面白い。
大迫くんが“超高校生プレーヤー”であることなんか関係ない。
ただこの瞬間燃やす命がある、それを見守るヨロコビだね。
そしてボクはすっかり広島皆実のファンにもなってしまい、
勝負の行方を正当なものとして、心からの拍手を送りました。
そういえば以前、
やはり国立で鹿島×磐田の試合を見た時も、
延長で鹿島が敗れたけれどもの凄く清々しいものを感じた試合があったな。
そんな敗戦を足場にしてでなければ成長出来ない事ばかりだよね。
大迫くんは鹿島で、日本代表で、この借りを返せばいいんだ。
それにしても、
広島皆実、良いチームでした!
それにしてもやっぱ、
大迫ゴールの瞬間、そこだけ時の流れが違って見えました。
いや〜、いいもの見せてもらいました!
| 2009.01.13 Tuesday 04:34 | 雑記 |comments(0) | trackbacks(0) |
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