LOVE GUITAR
東京、冷えています。
そんな中おおはた雄一くんから突然のご招待。
渋谷AXでのJ-WAVE Grow Green Live〜LOVE♥GUITAR〜に行ってきました。
ハナレグミの永積崇くん、原田郁子さん、おおはた雄一くんの3名に、
曽我大穂くんを加え、
AXというボクにとっては“痛い”感じのする場所を、
友だちの部屋みたいくアットホームな空間に仕立ててのライブ。
静かで緊張感を強いる曲もある3者のライブだから、
多くの人が立ち見で大変ではないかな?なんて心配もしながら見てたけど、
どうして永積崇、すっかり千両役者だね!
もともとの声とリズムの良さにさらなる緩急柔軟剛を積み重ね、
お客さんを飽きさせない。
てか、最後は大爆笑までとって、
集まったみんなを笑顔のまま厳寒の不景気な街に送り出してくれました。
だよな、
そういうことだよな。
これは自分の関わるイベントでもカタチにしていってることだけど、
ステキで終らしてしまっては、そこから溢れる人が出ちゃうんだよね。
てか、金はとれない。
“ステキ”だったり“キレイ”だったりは当たり前の最低条件で、
最後には熱いものを心に宿して帰ってもらわなければだよね。
そのために、人が嫌がる作業なんかも積み重ねなければならんよね。
表向きの「ステキ」で「和気あいあい」の裏には、
そりゃー沢山のシンドイことばかりだろう。
永積くんに出会って14年、原田郁子さんが13年、おおはた雄一くんが6年だったかな?
みんな出会った頃から「スゲー」と思ったけど、
もれなく付いてくる“ステキ”が煩わしくてね、
一番芯にある大切なものが響いてこない?
もしくはボクの心と共鳴してくれない。
そんな感じだった。
でもって、それぞれの出発点となっているようなヒリヒリした唄ばかりが好きでね。
それは“コドモ扱い”ってことに近いわけで、
まったく申し訳ない態度ばかりであったろう。
でも、今晩出会った彼らの“今”の唄!
初めてだね〜、
直球で心に入ってきて抱きしめられる感じ。
やっとだね。
ウレシいね。
ボクのイベントに出てた頃、
緊張でゲロ吐きそうな顔して唄ってた人たちの今。
最近よくココでも書いていることだけど、
キッチリ孤独であるから、3者の“和気あいあい”が“馴れ合い”に映らない。
キッチリ孤独になれたんだ。
なんつーか、俄然オレも燃えるような気持ちが沸き起こってきたぞ。
お帰りの際笑顔だったお客さんの多くも、
そんなではなかったかな?
ほんと、よくここまで来たよ。
で、関わるスタッフの方々の仕事も素晴らしかったね。
PAさんが削り出す、
おおはたくんのギターの音の柔らかい部分とか、
郁子ちゃんのウーリッツアーの攻撃的な部分とか、
何気ない照明の灯りの瞬きだったりとか、
そもそもの舞台構成とか、
雰囲気じゃないとこで真剣が伝わってくるからこそ、
ホンモノの雰囲気を生んでいたね。
ボクの関わるアーティストには、
こんな場所を目指してもらいたいね。
で、
「どんな曲をやった」とか「どんなセットのステージだったとか」「どんな仰天衣装で出て来た」とか、
その辺のことは書かないでおこうと思った愛しい3時間。
が!しかし、
最後の最後にテレサテン!
(1月18日改め、欧陽菲菲! でした、、)
“ラブ・イズ・オーバー♪”
会場は大合唱のルツボ。
そう、そういうことだよな!
やっとこの3人の、特に永積くんの、
出会いたいものに出会えました!
PEACE!!
いつかeliちゃんとの競演のチャンス、作れんかなあ、、
で、厳寒の渋谷に吐き出されたらPoPoyans!!
2人して1月31日のワンマンライブのフライヤーを、
死にそうに寒い顔して配ってるじゃん!!
うん、やっぱそういうことだよ、な!
頑張れよー!
風邪ひくなよ〜。
応援するからな〜!
満員にしてあげるよ〜!!
みんなー、1月31日は渋谷のB.Y.Gだぞー!!
いやー、さらに有り難い夜になりました。
PEACE!!
| 2009.01.16 Friday 01:59 | 音楽/イベント |comments(6) | trackbacks(0) |
コメント
- アミイゴさんもいらしてたんですね!
私もLOVE GUITER!行ってきました。ライブの前にspuma行って、アミイゴさんの絵も見てきましたよ。鳥飛んでましたね。
Axでも鳥が飛んでましたね。
最後のラブ イズ オーヴァー泣き笑い大合唱はとても気持ちよかったです!
帰りはなぜか無性に走りたくなり、飛べないけど、静かな通りを駆け抜けてました。心臓が熱いです。
- |ki-machan|2009/01/16 10:50 AM|
- >ki-machanさん。
ki-machanさんは当然いらっしゃっているだろうと、
会場を見回してみましたよ。
そしたら郁子さんと目が合い、出会ったころと同じような表情を一瞬交換しました。
clammbonやハナレグミのライブは良くご招待をして頂いてたのですが、
そういうことじゃないなと、
そういうことで偉そうにしている場合でもなく、
ボクより熱心にの彼らの音楽を必要としている人も沢山だしね、
ボクはボクでなるべくお金を出して行くライブに行こうと思っていました。
しかし、昨日はナニかがピンと来て「行くよー」ってね、
軽やかに街に駈け出したのでした。
でもって正解。
イエイ!! - |小池アミイゴ|2009/01/16 11:57 AM|
- こんにちは。
初めて(だと思います)コメントさせていただきます。
昨日は本当にいい夜でしたね。
こんなに時間を忘れたライブは久しぶりでした。
(3時間もたってた事に気づかなかった!)
特に「街と砂嵐のバラッド」を含んだメドレーが
凄い緊張感で心に焼き付いてしまいました。
ところで、11日は僕も池ノ上で千春さんのライブに行きました。
でもって、アミイゴさんのすぐ横に座っておりました(笑)
千春さんもホントいい歌声ですよね。 - |おぎゃわん|2009/01/16 1:20 PM|
- イェイ!
昨夜は群馬から妹を連れてきてたので、終電うんぬんで、笑いながらも足早に会場を去りました。
おおはたさんの「街と砂嵐のバラッド」のとき、アミイゴさんが浮かんできて、あぁ聴いていたらいいなぁと思っていたので、よかったです。ピーン!はあたりです。
みなさんが呼んでいたんでしょうね。
- |ki-machan|2009/01/16 2:53 PM|
- >おぎゃわんさん。
おお、えっと、横に座ってらっしゃった方ですね。
顔は良く見てませんが、ステージ注ぐ熱い視線は感じましたよ。
千春ちゃんは、
彼女のそもそものリズムと、彼女ならではのセクシーさが好きです。
でもってあの声ですからね、
本人が思っている以上のスケール感の表現者だと睨んでいます。
昨日は、ホント3時間でしたね。
イベントを続けている自分としては、立ってる人のことが気になって仕方なかったですが、
緊張と開放を自然に繰り返すステージの流れに、みんな楽しそうでしたね。
- |小池アミイゴ|2009/01/16 5:22 PM|
- >ki-machanさん。
「街と砂嵐のバラッド」
去年の春に始めて聞いた時は、
「あ、やっぱオレの作った唄だ」と思えたけど、
昨晩はすっかりおおはたくんの唄になってました。
そんなんが“寂しい”より“ウレシい”と思えた、
そんなステージでしたよ。
しかし「街と砂嵐のバラッド」は高崎線にも似合いますね! - |小池アミイゴ|2009/01/16 5:25 PM|
トラックバック
URL:
最近のコメント
⇒ 小池アミイゴ (12/10)
⇒ しちせ (12/09)
⇒ 小池アミイゴ (12/07)
⇒ しちせ (12/05)
⇒ しちせ (12/05)
⇒ しちせ (12/05)
⇒ 小池アミイゴ (12/02)
⇒ 小池アミイゴ (12/02)
⇒ しちせ (12/02)
⇒ 小池アミイゴ (12/02)